『AION2』のインプットラグとは、キーを押してから、キャラクターの動作がゲームの世界に反映されるまでの遅れのことです。30msなら気づきません。80msになると、慣れたプレイヤーは違和感を覚えます。150ms以上になると、『AION2』の戦闘システムそのものが崩れはじめます。スキルのつなぎが空振りし、空中での位置取りが定まらず、アビスのPvPでは、こちらの操作が遅れて届くせいで、何をしても間に合わない展開になります。
『AION2』は、入力の遅れに寛容なゲームではありません。精密さ、タイミング、位置取りを組み合わせたテンポの速い戦闘に、従来のタブターゲット式も取り入れています。このハイブリッドな戦闘システムは、入力をほぼリアルタイムで処理します。スキルのつなぎも、回避も、空中での攻撃も、ごく短い時間の枠の中にサーバーが操作を受け取ってはじめて成立します。その枠を逃すと、スキルが発動しない、回避が出ない、ヒットボックスが届いたときには敵がもう動いている、といったことが起こります。
インプットラグがどこから来るのかを正確につかみ、そのうえでなくす方法を知ることは、『AION2』の快適さを上げるうえで、最も効果の大きい改善のひとつです。このガイドでは、入力の遅れを生む3つの層、最初の2つに効く自宅でできる対処、そして多くのプレイヤーが手をつけていない3つ目の原因をExitLagで解決する方法を解説します。
ネットワークの遅延だけを切り分けるには、次の簡単なテストを行います。
『AION2』のインプットラグを生む3つの原因
インプットラグを、ひとつの問題で、ひとつの対処で直るものとして扱うガイドは少なくありません。しかし実際には、『AION2』の入力の遅れには、まったく別の3つの原因があり、それぞれ対処が異なります。原因1:モニターの表示遅延
表示遅延とは、モニターが描画済みのフレームを受け取ってから、実際に画面へ映すまでの遅れです。モニターのパネルが、映像の拡大縮小、色の補正、画像処理を行ってから表示することで生じます。 ほとんどのゲーム環境では、表示遅延はそれほど大きくありません。ゲーミングモニターなら1〜10ms、モニター代わりに使う安価なテレビだと30〜50msほどです。応答速度の速いゲーミングモニターを選び、画面側のゲームモードを有効にして後処理を省けば、改善できます。 表示遅延は、ネットワークとは関係のない唯一の原因です。オフラインや、ローカルのサーバーで『AION2』を遊んでも入力の遅れを感じるなら、モニターが原因のひとつになっています。原因2:PCの処理遅延
PCの処理遅延とは、パソコンが1フレームを処理するのに時間がかかりすぎて起こる遅れです。CPUやGPUに余裕がないと、キーを押してから、その操作を反映したフレームがモニターに送られるまでの時間が延びます。 『AION2』はアンリアルエンジン5を採用しているため、高い処理能力を必要とします。CPUやGPUの性能が低いと、インターネットが安定していても、カクつきやラグを感じることがあります。 PCの処理遅延は、メニューの操作、キャラクターの移動、スキルの反応など、すべてがもたつく形で現れます。アビスの大規模PvPやワールドボス戦のように、大勢のプレイヤーとエフェクトが同時に描画される、負荷の高い場面で特に悪化します。原因3:ネットワークの遅延
ネットワークの遅延とは、操作がお使いのデバイスからNCのゲームサーバーに届き、確定した結果として戻ってくるまでにかかる時間による遅れです。pingは、データがお使いのパソコンからゲームサーバーまで行き、戻ってくるまでの時間のことです。単位はミリ秒で、小さいほど良い数値です。『AION2』のようなリアルタイムのアクションゲームでは、1ミリ秒が結果を左右します。 pingが低ければ、操作はすぐに反映されます。高ければ、すべてが遅れます。敵の動きが不規則に見え、スキルの発動に時間がかかり、回避はほぼ不可能になります。対人戦や難しいレイドでは、これが勝敗の分かれ目になりかねません。 ネットワークの遅延は、『AION2』のプレイヤーが訴える入力の遅れの最も多い原因です。ほかの2つを直したあとにも残るのがこの原因で、ExitLagがまさに解決するために作られたものです。どの原因で遅れているかを見分ける方法
対処を始める前に、自分の入力の遅れの原因を特定しましょう。| 症状 | 最も疑われる原因 |
|---|---|
| シングルプレイもオンラインも、すべてのゲームで入力が遅れる | 表示遅延、またはPCの処理遅延 |
| 『AION2』などのオンラインゲームだけで入力が遅れる | ネットワークの遅延 |
| 人の多い場面で悪化し、ひとりのときは良くなる | PCの処理遅延 |
| 画面に何が映っていても、遅れが一定 | ネットワークの遅延 |
| 時間帯によって遅れが変わる | プロバイダーの経路の混雑 |
| どの時間帯でも遅れが一定 | 地理的な経路の非効率 |
| 突然遅れが出て、すぐ消える | パケットロスによる再送 |
- コマンドプロンプトを開く
- ping -t 8.8.8.8 と入力し、60秒間そのままにする
- 「要求がタイムアウトしました」の行(パケットロス)と、応答時間の大きなばらつきがないかを見る
- 結果に問題がないのにゲーム内でラグが続くなら、原因はプロバイダーとNCのサーバーのあいだの経路にある
表示遅延を直す
最も手軽に対処できる層です。- モニターのゲームモードを有効にする: モニターの設定メニューからゲームモードをオンにします。遅延を増やす後処理を省けます。
- モニターを本来のリフレッシュレートで使う: 144Hzのモニターを60Hzにして使うと、余計な遅延が出ます。
- テレビをモニター代わりにしているなら、PCモードかゲームモードに切り替える: テレビの映像処理では、ゲーミングモニターにはない20〜100msの入力遅延が加わります。
- できればHDMIではなくDisplayPortで接続する: HDMIの実装によっては、処理のフレームが余計に増えるものがあります。
『AION2』でPCの処理遅延を直す
バックグラウンドのアプリを閉じる: CPUやGPUを使うバックグラウンドの処理は、そのぶんフレームの出力を遅らせます。プレイの前に、ブラウザ、配信ソフト、Discordのビデオ通話など、必須ではないソフトを閉じておきましょう。 タスクマネージャーで『AION2』の優先度を「高」にする:- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く
- 「詳細」タブに移る
- 『AION2』のプロセスを右クリックし、「優先度の設定」から「高」を選ぶ
- 変更を確定する
- Win + Iで設定を開く
- 「ゲーム」から「Xbox Game Bar」を開く
- すべての項目をオフにする
- Win + Iで設定を開き、「ゲーム」から「ゲームモード」を開く
- ゲームモードをオンにする
『AION2』でネットワークの遅延を直す
多くのプレイヤーがつまずくのが、ここです。モニターとPCの対処を済ませて改善を実感しても、アビスのPvPやスキルのつなぎで、入力の遅れが残ります。残った遅れはネットワークが原因で、お使いのデバイスとNCのゲームサーバーのあいだの経路に手を入れる必要があります。ステップ1:有線のLANケーブルに切り替える
Wi-Fiは、電波干渉、競合する機器、無線通信の確認応答の手間によって、遅延が不規則に変わります。Wi-Fiの接続は平均して、有線より5〜30msほど遅延が増えます。スキルのつなぎが、一律に遅れるのではなく、不揃いに感じられるのは、このばらつきのためです。 パソコンをCat5eかCat6のLANケーブルでルーターに直接つなぎ、デバイスのWi-Fiを無効にして、通信がすべて有線を通るようにしましょう。これだけで、ネットワーク由来の入力遅延の原因をひとつ丸ごと取り除けます。ステップ2:Nagleアルゴリズムを無効にする
Nagleアルゴリズムは、小さなパケットをためてから、複数の送信をひとつの大きなパケットにまとめて送る、Windowsのネットワーク最適化機能です。帯域の消費は減りますが、リアルタイム性の高い『AION2』のようなゲームでは、遅延が増えます。ゲームでは、パケットの大きさにかかわらず、1回ごとの操作をできるだけ早くサーバーへ届ける必要があるからです。 無効にする手順は、次のとおりです。- レジストリエディターを開く(Win + Rを押して regedit と入力)
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces を開く
- 使用中のネットワークアダプターに対応するサブキー(現在のIPアドレスが入っているもの)を探す
- DWORD(32ビット)値を2つ新規作成する
- 名前:TcpAckFrequency → 値:1
- 名前:TCPNoDelay → 値:1
- PCを再起動する
ステップ3:正しいサーバー地域を選ぶ
サーバーから遠すぎると、物理的な距離による遅延はなくせません。その場合は、最も近い利用可能なサーバーに接続してみましょう。 2026年10月5日に正式サービスが始まったグローバル版では、北米、南米、ヨーロッパ、日本向けの専用サーバーが加わりました。日本のプレイヤーは、ゲーム開始時にリージョンで「アジア」を選び、続けて種族とサーバーを選びます。これまでKRサーバーやTWサーバーで遊んでいたプレイヤーにとって、グローバル版の自分の地域のサーバーへ切り替えることは、遅延を減らす最大の手段です。アメリカ大陸やヨーロッパのプレイヤーなら、入力遅延を100〜200msほど減らせる可能性があります。 ゲーム内では、必ず、自分のいる場所に地理的に最も近い地域のサーバーを選びましょう。ステップ4:ExitLagでプロバイダーの経路問題に対処する
ここまでの自宅でできる対処をすべて済ませても入力の遅れが残るなら、最後の、そして最も効果の大きい層にたどり着いています。プロバイダーとNCのゲームサーバーのあいだの経路です。 インターネットのプロバイダーは、ゲームの快適さではなく、コストの効率と通信全体の管理を優先して、通信の経路を決めています。その経路には、地理的にも論理的にも、NCのサーバーへ向かうには遠回りになる都市のノードが含まれていることがあります。ピーク時間帯には、そのノードに一般のインターネット通信が集中して混雑し、『AION2』のパケットは、同じ回線網を使う何百万人もの動画視聴、ファイルのダウンロード、ウェブ閲覧と競合します。 MMORPGは、お使いのPCとゲームのサーバーのあいだで、絶えずデータをやりとりしています。ネットワークが混雑したり、経路が非効率だったりすると、pingが上がり、移動の遅れや、攻撃のズレ(ディシンク)が起こります。 この問題を解決するために作られたのが、ExitLagです。ExitLagが、経路の段階で『AION2』のインプットラグをなくす仕組み
ExitLagは、『AION2』を含む4,000以上のゲームタイトルで、3,000万人以上のプレイヤーに使われている接続最適化ツールです。VPNではありません。VPNはすべての通信を別のサーバー経由に切り替えるため、たいていは遅延を減らすどころか増やします。ExitLagが働くのは別の段階です。お使いのデバイスとNCのゲームサーバーのあいだの経路だけを分析し、最も速く、安定した経路を選びます。 ExitLagは、自宅のネットワークを出たあとのデータの経路を最適化するので、どの通信事業者でも使えます。プロバイダーを問わず動作し、最適な経路をExitLagに自動で選ばせることも、自分の回線で最も遅延が小さかったサーバーを手動で選ぶこともできます。リアルタイム最適化
ExitLagは、『AION2』のサーバーまで通じるすべての経路を常に監視し、遅延が最も小さい経路にリアルタイムで切り替えます。夕方のピーク時間帯にプロバイダーの標準の経路が混雑で悪化しても、ExitLagは、プレイを中断することなく、混雑の少ない別の経路に接続を切り替えます。これにより、混み合う時間帯に出ていたインプットラグの急上昇が消え、セッション全体で安定した低いpingが続きます。 『AION2』のスキルのつなぎでは、平均のpingと同じくらい、経路の安定性が大切です。平均が60msでも数分おきに200msまで跳ね上がる接続は、常に80msで安定している接続よりも、その急上昇の瞬間にずっと大きな入力の遅れを感じさせます。ExitLagの経路の安定性は、平均値と急上昇の両方に同時に効きます。マルチパス技術
ExitLagのマルチパス技術は、パケットロスが原因のインプットラグに最も直接的に効く機能です。ゲームのデータをひとつの経路に流すのではなく、同じデータを複数の経路に同時に流します。 混雑や故障したノードのせいで、ある経路でパケットが失われても、別の経路から同一のパケットが届くので、NCのサーバーは遅れることなく操作を受け取れます。サーバーから見れば、操作は欠けることなく時間どおりに届いています。プレイヤーの体感としては、スキルのつなぎがきれいに決まり、回避が通り、空中での位置取りも狙ったところに収まります。 パケットロスは、わずか1%でも、『AION2』のようにタイミングがシビアなゲームでは、入力の遅れとして体感できます。マルチパス技術は、どの経路で損失が出ても影響しない状態を作ることで、実質的なパケットロスをほぼゼロにします。トラフィックシェイパー
ExitLagのトラフィックシェイパーは、お使いのデバイス上のほかのどのアプリよりも、『AION2』の通信を優先します。バックグラウンドの処理、システムの更新、クラウドの自動バックアップ、ブラウザのタブ、配信サービスは、すべて『AION2』と回線の帯域や経路の容量を奪い合います。 トラフィックシェイパーがない場合、Windowsの更新が3MB/sでバックグラウンドのダウンロードを始めただけで、ダウンロード中はpingが跳ね上がり、パケットの競合がインプットラグとして現れます。トラフィックシェイパーを有効にすれば、そうしたバックグラウンドの処理が、ゲームの通信を犠牲にして帯域を取ることはありません。『AION2』のパケットが、常に先に送られます。マルチインターネット
ExitLagのマルチインターネットは、最大4つのインターネット接続を同時に使える機能です。有線接続とモバイルデータ通信の両方が使えるなら、ExitLagは両方を同時に使います。ダンジョン攻略やアビスのPvPの最中に、メインの有線接続が一瞬不安定になっても、サブの接続がゲームの通信を引き継ぐので、切断されることも、入力の遅れが急に出ることもありません。 『AION2』では、アビスのイベント中に切断されると、アビスポイントを失い、PvPの勝敗にも響くことがあります。予備の接続という保険の価値は、必要になるまで、多くのプレイヤーが思っているよりずっと大きなものです。『AION2』でExitLagを設定する手順
設定にかかる時間は、約3分です。- exitlag.com/free-trialからExitLagをダウンロードし、PCにインストールする
- ExitLagを開き、ゲームライブラリで『AION2』を検索する
- ExitLagに、利用できるすべての『AION2』サーバー地域(KR、TW、NA、SA、EU、日本)までの現在のレイテンシが同時に表示される
- 接続したい地域(自分のいる場所に地理的に最も近いもの)を選ぶ
- ExitLagに常に最適な経路を選ばせる「自動」か、自分でテストした特定の経路に固定する「手動」を選ぶ
- 「経路を適用」または「プレイ」をクリックする
- いつもどおり、NC PURPLEランチャーから『AION2』を起動する
- ゲーム内のレイテンシ表示、または利用できるネットワークのデバッグ表示で、pingが安定したことを確認する
『AION2』のインプットラグ対策チェックリスト
次のプレイの前に、この一覧を上から確認しましょう。- モニターのゲームモードを有効にした
- フレームレートの上限を、モニターのリフレッシュレートに合わせて設定した
- 有線のLAN接続にしている(Wi-Fiは使わない)
- バックグラウンドのアプリを閉じた
- タスクマネージャーで、『AION2』のプロセスの優先度を「高」にした
- Xbox Game Barとバックグラウンド録画を無効にした
- Windowsのゲームモードを有効にした
- Windowsのレジストリで、Nagleアルゴリズムを無効にした(TcpAckFrequency = 1、TCPNoDelay = 1)
- お住まいの地域に合った『AION2』のサーバーを選んだ
- ゲームを起動する前に、ExitLagをインストールし、『AION2』用に設定して、有効にした
- NC PURPLEランチャーを最新バージョンに更新した
- PCの温度が正常な範囲に収まっている(サーマルスロットリングが起きていない)
『AION2』のpingの目安
pingは、80ms未満に収めるのが理想です。80〜150msならまだ遊べますが、多少の遅れは感じます。150msを超えると、特にPvPで、プレイに支障が出はじめます。 とくに『AION2』のアビスPvPとスキルのつなぎを重視する戦闘では、実用的な目安は次のとおりです。| pingの範囲 | 戦闘の体感 | アビスPvPでの実用性 |
|---|---|---|
| 50ms未満 | 入力が即座に反映される | 十分に実用的で、競い合える |
| 50〜80ms | 遅れはごくわずかで、ほぼ気にならない | どのレベルでも実用的 |
| 80〜120ms | スキルがわずかに遅れ、テンポの速い攻防では気づく | 実用的だが、やや不利 |
| 120〜150ms | スキルのつなぎに、はっきりとした遅れが出る | 遊べるが、1対1では明らかに不利 |
| 150〜200ms | スキルのタイミングが乱れ、空中戦は当てにならない | かなり不利で、ストレスが大きい |
| 200ms超 | ラバーバンディング、入力の取りこぼし、スキルの失敗が起こる | 対人戦を競うには不向き |
『AION2』のインプットラグをなくすコツ
- PURPLEランチャーを開く前に、ExitLagを起動する: ExitLagは、ゲームがNCのサーバーに接続する前に、経路を確立しておく必要があります。すでにゲーム内に入ってからExitLagを起動すると、再接続したあとに最適化が適用されます。
- アビスが混み合う時間帯に、特にpingをテストする: 夜のプレイでだけ出るインプットラグは、常に起きている問題ではなく、ピーク時間帯のプロバイダーの混雑が原因です。ExitLagの自動の経路選択が最も役に立つのは、まさにこの時間帯です。混雑が生じるたびに、それを避けるように経路を切り替えるからです。
- ExitLagの手動の経路選択で、別の経路を試す: 自動モードは、ExitLagがリアルタイムで行うテストをもとに、最適な経路を選びます。手動モードでは、特定の経路に固定して、複数のセッションにわたって試せます。自分のプロバイダーと地域の組み合わせでは、手動で選んだ特定の経路のほうが、自動より安定して良い結果を出すと感じるプレイヤーもいます。
- Nagleアルゴリズムの無効化とExitLagを組み合わせる: この2つは、同じ問題の別々の層に効きます。Nagleアルゴリズムを無効にすると、OSの段階でバッファリングによる遅延が減ります。ExitLagは、ネットワークの段階で、経路による遅延を減らします。両方を有効にすると、どちらか一方だけよりも、入力の遅れが小さく、安定します。
インプットラグを直すときによくある間違い
- 入力の遅れを、すべてサーバーのせいにする: スキルのつなぎが遅れると、NCのサーバーを疑いたくなります。サーバーの過負荷でも入力の遅れは起こりますが、それは断続的で、パッチの配信やコンテンツの追加といった、告知のあるイベントと重なります。毎日同じ時間帯に続く入力の遅れは、サーバーではなく、プロバイダーの混雑です。対処: 時間帯を変えてテストしましょう。時間帯にかかわらず遅れが一定なら経路の問題で、時間帯に連動して遅れるなら混雑の問題です。
- 一般的なVPNでpingを下げようとする: 従来のVPNは、経路の層を増やすため、pingがかえって悪化しがちです。市販のVPNはゲーム向けには作られておらず、地理的に固定されたサーバーを経由してすべての通信を送るため、プロバイダーの標準の経路よりもNCのサーバーから遠くなることがあります。暗号化の処理だけでも遅延が増えます。ExitLagは、通信のプライバシーを守るのではなく、ゲームの経路の最適化のために作られています。対処: ExitLagをインストールする前に、市販のVPNをアンインストールし、両方を同時に動かすことは絶対にしないでください。
- ひとつの層だけを直して、完全に解決するつもりでいる: 表示遅延、PCの処理遅延、ネットワークの遅延は、同時に、入力の遅れ全体に影響しています。ほかの層を放置したままひとつだけ直しても、改善は部分的にとどまります。対処: 上のチェックリストを順番にすべて確認し、ひとつの層を直してから次の層に進みましょう。



